亀井静香の無茶苦茶
朝のフジテレビの討論番組に毎度のことながら亀井静香が出て何を言うのかと見ていると、アレコレありますが、2点ばかり、あいも変わらず無茶苦茶を言っていました。
一つは、鳩山代表の「故人献金」問題で自民党の菅さんに向かって、「本人が謝っているのを追求するのはあなたらしくない」と発言です。これを言いたいために司会者が発言が長すぎるので手短に頼むという声を何度も制止していました。泥棒も謝れば許されるのか、ということですが、さすがに公明党から「あなた、元警察官僚でしょう。法律違反だという話を謝っているから許してやれとは何事だ」と言われていました。物事の善悪の判断がつかなくなっているようです。
もう一つは、自民党は富の配分を間違えている、という発言です。富というのは人々が汗と努力の結晶として築くもので、配分するものではありません。ただ、日本では既得権益さえ手に入れれば汗も努力も必要なく富は手に入るという大問題があります。
富を分配するのは社会主義社会で、これをやると全体の富の量が激減して結局全員が貧乏になります。もちろん、党官僚を除きます。亀井さんは明らかに社会主義者でしょう。自民党時代からその点の発言がぶれていないのは大したものかもしれません。
セーフティーネットをどうするか、という問題は重要なことです、まだ、不足している分野も多いでしょう。ただ、これは充実しすぎると働かない人が人生を謳歌するという状況を作り出します。日本は格差格差と言いますが、飢え死んだ人がいない社会を格差社会とは言いません。北朝鮮やアフリカの貧乏国とは違うという認識がないと大きな判断を間違えます。確か、曽野綾子さんがそんなことを書いていました。
以下余分ながら、経験談です。
1970年代末にヨーロッパに駐在していましたので、最も安価なスペインの海岸に1週間程度夏のバケーションに家族連れで何度も行きました。ここで最も幅を効かしている外国語はドイツ語でした。英語ではありません。何故かというとドイツ人が多いからですが、その多いドイツ人の殆どは失業者だということでした。月に一度ドイツに飛行機で帰り、失業保険をもらってスペインに飛んで帰り、海岸で一日中のんびり過ごし、食事はすべてホテルで賄いつきでスペインワインを楽しみます。これが何ヶ月も続く、というのがドイツ人失業者の典型でした。
福祉は行き過ぎるとこうなります。そして、ドイツは確実に衰退し、立て直すのに大変が努力が必要となりました。もちろん、今はこんな優雅な失業者はいません。
(2009.7.12)
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コメント
財政とは再分配でしょう?
再分配が社会主義と決め付けるのは可笑しくありませんか?
ドイツの例を挙げておられますが、単に雇用・職業訓練・失業保険の対応政策が悪かっただけでしょう?
北欧諸国の人達が遊んで暮らしてますか?
経済が衰退していますか?
飢え死んだと生活苦で自殺している人達は同線上に在るのではないでしょうか?格差社会は現実に存在していると思います。
投稿: K | 2009年7月12日 (日) 10時47分