郵政民営化の問題点解決策
郵政改革に反対の国会議員やその他評論家と称する方々の意見を見ていると、要するに採算が取れない郵便局が閉鎖されて地方切捨てではないか、山間部の人もまだらな地域に住むジーちゃん・バーちゃんが可愛そうではないか、ということのようです。全国あまねく一律にサービスを提供することが重要である、ということでしょう。民営化すると採算の取れない場所には店を出さないことは当たり前です。それが民営化です。
都会で儲けた(当然、過剰利益)を山間部につぎ込もう、さらには、簡保や郵貯での儲けを山間部につぎ込もうという発想です。都会に住んでいる住民は常に犠牲を強いられます。「良いではないか、便利なところに住んでいるのだから。嫌なら引越しすればよいではないか」と言われるわけですが、「田舎の空気の良いところに住み、物価は安く、目茶苦茶安い不動産税(現実には支払っていない)で大きな土地を持ち、それで郵便局が遠いくらいでガタガタ言うな。嫌なら引越しすればよいではないか」という反論は通らないようです。
この際、現実的に考えてみましょう。既得権益を擁護し彼らの甘い生活を庶民が支えるための改悪は受け入れられないし、かと言って、田舎の郵便局もどうにかしなければ(日本人が好きな社会主義政策です)、ということの解決策です。
簡単です。入札制にすればよいでしょう。この地域には絶対に金融機関が必要と判断するが絶対に採算が取れない地域に関し「いくら補助すれば店を出して必要なサービスを提供するか。いくら補助すれば郵便の集配をやってくれるか」を入札すれば良いのです。入札参加者は銀行・信金・信組・農協等になるでしょう。宅配業者にも門戸を開くべきでしょう。もちろん、税金の投入です。従来は表面的には税金という形を取らないで、高い料金で都会の住民から収奪していたわけですが、公明正大に税金でやれば良いわけです。それが公正性というものでしょう。これまでやっていたことを透明性をもたせながらやりましょう、ということです。
税金の投入に国民大多数が反対するのであれば、過疎地の郵便局閉鎖はやむを得ないでしょう。住む場所によって良いところと悪いところがあります。悪いところばかりあげつらって、正義の味方の振りをして既得権益の擁護や回復をはかる輩の作戦に乗らないようにしましょう。
ところで、小生の住んでいる地域(一応、都会です)の郵便局は目茶苦茶待たされます。銀行も混んでいますが、銀行の比ではありません。民営化前も後も同じです。他に競争相手がいないと既得権に胡坐をかいています。郵政のすべての業務に競争原理を導入して欲しいものです。
(2009.2.18)
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