見るに耐えない・聞くに堪えないTVキャスター達
TVの報道番組に登場する方々に共通して言えることは、自分は「正義の味方」であるという発言と振る舞いです。なにはともあれ、自分は正義の味方であり、庶民の味方であり、権力に真正面から対決する黄金バット(ちょっと古いですかね。今様に言えば、ウルトラマン、これも古いとすると、申し訳ないが、もう知りません)であるかのごとき発言をします。要するに、「私は正義のために戦っているのであるが、どうも自民党政治が日本のみならず世界を不幸の底に落とし込んでいる。これに対し、正義の味方である自分は鉄槌を下そうとしている。TVをご覧の皆さん、私と一緒に戦いましょう」と言った様な発言です。
この観点から判断すると、例外のキャスターやアナウンサーはあまりいないのではないか、とおもいますが、敢えて言えば、8チャンネルの安藤キャスターでしょうか。割合に冷静です。最も酷いのはテレビ朝日の夜10時の古館さんでしょう。額にしわを寄せながら、自分だけが我々庶民と、日本と地球を救うのである、と言わんばかりの発言をします。これにまた、よく分からない朝日新聞の解説委員のような方々が悪乗りをします。「正義の味方10チャンネル(東京のチャンネルで関西は違うはずです)」です。最近は、古館さんの顔が写るとチャンネルを変えることにしていますので、やや不案内ですが、変わっていないのではないでしょうか。6チャンネルの夜11時からは、例の共産党の代弁者で、共産主義圏の宣伝マンの例のあの老齢の方(筑紫さんという名前でしたか?)がいなくってほっとしていますが、最近はその時間には寝ていますので、これ以上の論評は差し控えます。
もう一つ酷いのは、8チャンネルの日曜朝7:30からの「報道2001」の黒岩さんです(この番組は好きで日曜日に家にいれば見ることにしていました)。どうも10月から若干の役割変更があったようですが、それまでの彼は、司会者であることを忘れて、ゲストの発言に反論し食ってかかり、ゲストの発言を封じて喋りまくるという状況が良く見られました。根は、古館と同じ安っぽい正義感です。正義というものほど恐いものはありません。おそらく世界で最も危険な考え方は「正義。自分が正義で自分の意見に組しない人は悪、と言う考え方」でしょう。このような人の意見を受け入れない、という良識を国民が持たないと国が崩壊します。「自分が正義」だと思う人にとって自分以外は「悪」ですから、徹底的に攻撃し、行く過ぎると相手を排除しようとします。正義に反するものは悪であり、悪は排除されるべきであるからです(というように彼らは考えます)。
この世の中には、いろいろな意見を持った人がおり、お互いが譲り合いながら、最終的に多数決で決めようではないか、という民主主義の理念(世界が平和に機能するためにはこれしかありません)を忘れて、自分だけが正義であるというのは願い下げにしたいものです。正義なんて「相対的」なものです。「絶対的な正義」なんてあり得ないし、それを唱える人の意見を眉につばをつけて聞くことが、平和な世界をもたらすやり方ではないでしょうか。その意味で「・・・原理主義」同じです。恐いです。
正義も真理も、絶対的なものは存在しないのであり、全て相対的である、と考えることができるならば、真の意味で、民主主義が機能し、テロなんてなくなるはずです。
(2008.10.31)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


最近のコメント